ルーツを探る旅−神社でヘビに逢う

ルーツを探る旅より戻った。


7月25日。マヤの暦では、28日×13か月の364日が終わった次の日の「時間をはずした日」という日である。こんな日にこのような旅に行くことになったのは、偶然か?必然か?


早めに家を出て、総武本線の各駅にて時間をかけて東へ。
猿田駅にて下車し、猿田神社へ。古い本殿を持つ、大きな神社だった。
ここの拝殿にかかる大きな提灯は、母の実家で書いているらしい。

離れにお水取り、お砂取りの場があり、涼しげで神秘的な場所である。
ここから駅まで戻る途中で、蛇に遭遇。相方が発見したのだが、全長60cmくらい。相方は1m以上と言い張っていたが・・・。動きが速く、全体を写真に納めるのは失敗した。
神社で神の遣いである蛇に遭うとは、縁起が良い。(白くはなかったけどね。)


次の列車で、銚子へ移動し、海沿いまで歩き食事。新さんまが入ったということで、さんま刺身の定食にいわしの団子汁を食す。


そのまま母の実家へ。提灯屋だが、副業の宝くじ販売がちょうどサマージャンボの時期で忙しい様子。ひっきりなしに買い求めに来る人がやってくる。


しばしお話しして、父方・母方両方の家のご先祖様のお墓参りへ。2つの寺が1kmほど離れているので、歩いているうちに顔がかなり陽に焼けた。気温が高いし、海から風がやたら強い。そして、なぜかとっても湿っぽいのです。


父方の墓をお参りし、となりに隣接する小川戸小川神社へ行ってみることに。
地図上で隣りだったので、別の入口から入るのかと思ってたが、墓のある場所(階段を登った丘の高めのところにある。)よりさらに登って行くと、鳥居があり、お山の頂上に小川神社が鎮座していた。


何度もお墓参りに来ているが、神社まで行ったのは初めてである。「はじめまして、氏神様」。
普段は人が誰もいないようなとっても小さな神社だが、今夜はお祭りの宵宮なので、その準備で舞台作りなどの準備をしていた。


夜。お祭り開始の時刻に合わせて神社へタクシーで乗り付ける。
お祭りに来た人には、粗品がいただける。近くのヤマサとヒゲタのそれぞれの醤油工場からのめんつゆなどとお茶。ありがたい。
抽選番号が入っていて、祭りの最後に景品のあたる大抽選会もあるようだ。


本日のお祭りは芸能大会で、伝統芸能の保存会がお囃子を演奏するのだ。
が、それだけでは、19:00〜21:00の長時間は持たないので、踊りの得意な地元町民が民謡や演歌のBGMに合せて演舞。伝統芸能は最初と最後だけで、その間に約20組のプログラムがある。

BGMの音源はカセットテープ、今やテープを作るのも大変だと思うが、カセット以外は受け付けない様子。別場所で頭出しをして、A面B面を間違えないように鳴らす。
音質は悪いが、踊りの質はそう悪くもなく、なんだかんだで1時間。
お祭りに来ている人は10代後半〜40代がすっぽり抜けている客層で、じいさんばあさんと数名程度の子供たちしかいない。お母さんお父さん世代がいないのが不思議である。屋台もなく、神社が焼ききんつばとお赤飯を売っているだけ。


私は伝統芸能を目当てに来たので、あと1時間待って最後の伝統芸能を見たいところであるが、さすがに飽きてきたのと、別場所の祭りにも行きたいので、神社を後にする。


次に若宮八幡という神社のお祭り。タクシーやバスは走っていないので、夜道をひたすら歩いて移動。こちらの神社は繁華街に近いので、子供の数が一気に増える。お母さんお父さん世代もいっぱい。町内会の屋台もいっぱいでジャンクな食べ物づくし。


こちらでもお囃子を神社特設舞台でやっており、若手のバンドが大漁節などを演奏していた。


21時すぎで、屋台にて焼きそば(200円)お好み焼きのソース漬け(300円)鶏唐揚(150円)を購入して、ホテルに持ち帰り夕食とする。


※写真は後ほど旅行記サイトにて。