ルーツを探る旅2日目

銚子旅行2日目。


マヤの暦では、新しい年となり「黄色い自己存在の種の年」となりました。明けましておめでとうございます。



午前に父の姉の家の編み物教室。あいかわらずすばらしいガーデニング月下美人が今夜にも花開きそうな状態だった。


すぐに昼近くなり、銚子漁港まで行き、昼ごはんを食べようということになる。


市場近くの飯沼観音に今年5月にできた五重塔を見てから、市場前で一番大きな食堂「みうら」にて金目鯛の煮付けを食べる。煮汁が非常に甘いが、特大サイズで型くずれもしてなく、食べ応えがある。お値段は時価。(3,800円でした)


立ち並ぶお店に新店舗が増えており、油ぼうすを出す「海ぼうず」なんていう店もあった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%82%BA


そのまま次の親戚の家へ。父の姉の息子、つまり甥のお宅。博学な方で話しがおもしろい。広い分野のことをいろいろと知っている。
昨日訪れた神社のこと、旧小川戸(コカワド)村の周辺情報を聞く。まさに今回のテーマ「ルーツを探る旅」にはうってつけの内容。


まだまだ話しをしていたかったが、この後犬吠の満願寺に行くという話しをしたら、「じゃあ、車で送って行こうか」という話になり、あれよあれよという間においとまする状況に。


予定より早いし、移動も車であっという間なので、14時すぎには満願寺です。


さて、満願寺インパクトのある寺でして、寺まで到る道のりには、しつこいほどの「駐車禁止」の看板。
そして中に入ると、乱立するお堂の数々。
トイレまでもが烏枢沙摩堂と名づけられ、ご本尊とお賽銭箱が置いてある。(これは他のお寺でも見たことあります。)


この満願寺、四国・板東・西国などの巡礼地を巡り終えた人のための寺であり、かつ、各地を巡礼しなくてもここで各寺を拝めるようになっているのだ。
それぞれの寺に対応してお賽銭箱が置いてある。


お賽銭箱の数は、300〜500くらいはあるんじゃないかなと思う。現在、五百羅漢のお堂を作ろうと寄進を受け付けているようで、羅漢さんが500体並んだら賽銭箱が500個並ぶのでは?という期待ができます。


満願寺の珍寺っぷりは、仏師浅野祥雲(桃太郎神社、関ヶ原ウォーランドが有名)研究の第一人者であるまんじまるさんがブログに掲載していますので、参考されたい。
http://manjimaru.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_d40a.html



満願寺から犬吠駅へ。相方を連れての3度目の旅行で、銚子の名所はほぼ行きつくしてたが、「マリンパークにまだ行ってなかったな」とイルカのショーを今回の予定に入れていた。だが、重いものを持っての移動で、じめっとした暑さの中、マリンパークまでは歩いて行くしかないことから断念。


犬吠駅にておみやげを買って、銚子電鉄で帰ることにする。
銚電はすっかり鉄道マニアのための駅に成り下がり、ハドソン(桃太郎電鉄)と組んだグッズや萌キャラも投入。
昔のような、細々とぬれせんべいを焼いている寂れた感はなくなり、ぬれせん以外にも商品を開発し、活気付いていた。
車両も今は東京メトロのお下がりだそうで、かなりきれいだ。

銚子駅に着いたら、市より観光客に対して、「また来てください」という意図で手土産(とうもろこし3本+ぬれせんべい1枚 ×2人分)が振舞われた。ありがとうございます。

そのまま、銚子より総武本線各駅停車にて、家まで帰る。片道2,000円以下。


※写真は後ほど旅行記サイトにて。