本日の仕込

今日は一日じゅう、台所にいたような気がする。


朝起きて、昨晩から浸しておいた大豆を煮はじめる。1時間強煮た大豆はフードプロセッサーで細かくした後に、先日農大でもらってきた納豆菌を振りかける。
スチロール箱内に置いて、まわりにお湯を注ぎ足し、気温40度をキープさせる。
12時頃仕込み、22時時点で納豆の臭いがかすかにしているという状況です。(1kg仕込もうとしましたが、すごい量になることに気づき半分量にしました。)


納豆菌は大豆の表面の空気と触れているところで繁殖するために、小粒の大豆か、大豆を挽き割って使います。今回はでかい大豆なので、煮た後にフードプロセッサーのカッターで細かくした。これにより細かくなりすぎてしまい、逆にそれぞれのかけらがぴったりとくっついてしまって、空気に触れなくなってしまった。
おそらく納豆菌の繁殖する場所が少ないのではないかと思う。次回挑戦するときは面倒だが挽き割るようにしたい。


先週仕込んだ、りんご酢もいい具合なので、漉してペットボトルへ。表面に浮かぶ酢酸菌を次のネタへ移せば、また1週間後に次のができるのだが、これまでとして、菌とはサヨウナラした。
できた酢の量は約600mlほど。どう使うんだ?


2週間前に仕込んだ醤油は、寒仕込みを演出するため冷蔵庫の中で「冬の状態」においていたが、本日より常温の場所へ移動。メーカーから頂いた醪(もろみ:中には酵母や菌が生きている)を入れて、さらに発酵を促すようにする。


なんだかんだしているうちに夕食の時間。「去年の梅シロップの残り梅で作った梅ジャムを使って"鶏肉の梅ジャム煮"を」という相方のリクエストにお応えして作ってみた。肉が柔らかく、梅のすっぱさと甘さのバランスが絶妙な、おいしいおかずができあがりました。


そして、夕食後には梅シロップを仕込み。今年は黒で行きます。
梅1袋(900gでした)に黒砂糖(600g)、呼び水の黒酢を瓶に入れて、あとはただ待つだけ。