醸造
土曜、醸造教室2回目。
先週は5時間みっちり味噌について学びましたが、今週は醤油、酢、納豆、旨味調味料、塩辛などなど。
味噌は先週の講義内で少量ですが米麹と麦麹を仕込み、ビニール袋の中で育ててます。毎日、揉み作業があるため、袋を開けて中身の状態と匂いの経過を見ています。
現在、我が家には料理教室で習ってきてやったものが12kg仕込んでありますが、そちらは途中の様子は見れないため、中で何が起きているのかわかりませんが、今回の少量ビニール袋仕込みだと中の状態がよくわかる。なおかつ、今回は理論を学んできてますので、経過観察がおもしろいです。
1週間経った今は、1日でこんだけパンパンに膨らみます。アルコール臭もかなりのもんです。
そして、今週習ってきたものの一部を、本日家で仕込みました。
・酢
酢はアルコール発酵させて酒を醸造し、その後に酢酸菌を入れ、酢にします。
家では第1工程のアルコール発酵を省き、買ってきた酒に酢酸菌を添加して酢にしてみます。
酒は、日本酒/ビール/ワイン、もしくは、ホワイトリカー/焼酎など蒸留酒にブドウやリンゴを入れるなどと、いろんな酒が使えます。
ビールで作る麦酢にちょっと興味がありますが、実用性がないので、無難な日本酒で作る米酢にしてみました。
(1)普段使っている料理酒(松竹梅「天」14度)を水で薄めてアルコール度数5%に調整。
(2)もらってきた酢酸菌を添加。1週間ほどで酢になるはずです。
・醤油
醤油はまず大豆と小麦が原料で、これに種麹をかけて醤油麹にします。
醤油麹まで出来上がったものをもらって帰ってきたので、それを塩水(濃度23%)に入れるだけ。
これが諸味(モロミ)となり、熟成されるまで約1年かかります。それまでは週に1度の櫂入れ(かき混ぜ)が必要となります。
大事に育てて行こうと思います。
残りは納豆。
納豆菌をもらってきたので、煮た大豆に振りかけるだけです。12時間程度で出来上がりです。
近いうちに仕込もうと思いますが、出来上がり量が1kgなので、納豆パーティーでもしないと消費できないかもしれません。
地域特産品が多くてうれしいです。
博多名物「くばらのキャベツのうまたれ」を先日キャベツにかけてみましたが、うますぎです。びっくりです。