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大安吉日、戌の日。会社を休んで水天宮へ行く。

(私の)実家の両親とともにタクシーにて向かったが、水天宮の前を通りかかると入口から数十メートルの行列ができている。「何分くらい並ぶのだろうか?」と思いながらもまずはロイヤルパークホテルの日本食レストランにて昼食。


「お参りの後に食事を」と最初は考えていたのだが、"昼どきはどこのレストランも混みそう"、"終わる時間が読めないのでレストランの予約もできない"との理由により、12時にレストランを予約して先にお食事、その後にゆっくりとお参りということにしたのだ。


攻略サイトによると、休日の戌の日は戦場となる。朝8時くらいから出向いて9:30くらいに祈願を済ませるのがベストとのことだったが、平日である今日の場合は朝早くの満員電車に妊婦を乗せるのがよろしくないと判断。客が引き始める午後にしたのだ。でも、今日は"大安"、平日の大安がどのくらい混むのかわからない。


さて、レストラン。
戌の日帰りの人々で大混雑してると思って予約したのだが、それっぽい人は誰もいませんでした。部課長級のビジネスマンによるランチミーティングばかり。
時期物で「戌の日メニュー」「お花見メニュー」があったが、お花見メニューを選択。日本庭園を眺めつつおいしいお食事をゆったり時間をかけて頂く。


14時前、いざ水天宮へ。
入口前の行列はすっかり消えており、中にすんなり入れて受付。祈願3K+お守り2Kを申し込み、札に名前を書いてもらう。攻略サイトには「ひとりが受付を済ませるうちにもう一人は妊婦の待ち行列に並んでおく。」と書いてあったが、そこまで混んでなさそうだったので家族4人で一緒に行動。
その後、相方ひとりが妊婦の待ち行列に並ぶ。残りの人はちょっと離れた場所で待っているしかない。両親は甘酒横丁を散歩しに行ってしまう。


気になる待ち時間。
今の待ち人数はテントひとつ分+あふれた人が3列ほど。相方はそのあふれ列の先頭に位置する。テントひとつ分の人たちがまとめて祈願するようで、受付と並ぶのを手分けしていれば、一つ前の回に神殿に入れたのだが・・・。
しばし後、テント内へ移動するが先頭列なので日陰に入っていない。今日は暖かい陽気なので直射日光に当たって熱そう。


私は「サンプルを配っている人はいないかな」と水天宮の周りを歩くが、14時ではすでにサンプルの配布はほとんど終了しており、通販雑誌くらいしかもらえませんでした。


戻ると相方の姿はなく、中で祈願が始まったようだった。待ち時間は30分くらいで祈願は10分ほどで出てきた。

父と母には「1時間くらいかかるんじゃない」と言ってたので戻ってこない。
二人で参拝し、"お犬さま"は混んでいるので"河童さま"と一緒に記念撮影をして終了。

父母が帰ってくるのを待ったが、きっかり1時間後に帰ってきた。
両親は参拝せずにそのままタクシーで帰宅。結局食事をおごらせただけじゃん。


いただいた物は、お札、御符、鈴乃緒の小布の3点。

御符は神呪文字「イツ文字」の書いてある紙で、1枚に5文字書いてあるのだがそれをちぎって水に浮かべて一緒に飲むそうな。悪阻や陣痛でツライときに効くそうで、悪阻はもう落ち着いているので、陣痛のときにぐぐっと飲んでもらいましょう。

鈴乃緒というのは通常帯に印をもらうのですが、お好みの腰巻に付けたい場合は布きれをもらいます。鈴乃緒というのは賽銭箱の上にぶらさがっている神様の呼び鈴からぶらさがっている紐の布です。この切れはしに安産の印を入れたものをいただきます。
お好みの腰巻やトコちゃんベルトにこの布を縫い付けたり、肌身離さず持っていると安産のご利益があるそうです。