蕎麦打ち

先週のお教室。
最終回は、そば打ちです。


蕎麦粉7割で作る。
隣りのどんくさい女子が粉を混ぜながら、外に粉をバンバン飛ばしているが、分量変わったりしないか?ちょい心配。


ある程度まとまったら、こねて伸ばす工程。
テキストにも1行で「こねて伸ばす」という程度のことしか書いていない。


言葉で説明するのはとても難しく、実技でまねて覚える。手を汚しながらの作業なので、メモも取れず、家に帰ってからイラストにしてまとめた。
だが、後日これを見て同じようにできるかというと、かなり不安です。


がんばって文字で書くと、こんな感じ。伝わる?


1.こねる
 (1)縦長楕円の状態で置き、折りたたむように丸める。
 (2)3、4回行うと綴じ目が上に来て、横長になる。
 (3)これを90度回転し、縦長状態に戻して、同じように丸める。
 (4) (1)〜(3)を5分ほど繰り返す。


2.手で広げる
 (1)まとめた粉を左手を垂直、右手を上に添え、転がして横向きの円錐形にする。
 (2)円錐形を立てて、上から押しつぶす。
 (3)厚さ1cm程度の円になる。


3.麺棒で広げる
 (1)手前1/3の場所へ麺棒を置き、転がす。
 (2)30度回転させて、(1)の作業を行う。
 (3)12回目で1周するので、真ん丸になるはず。


4.さらに広げる。
 (1)打ち粉をどっさりかけ、横位置で麺棒を置く。
 (2)手前より奥へ麺棒に巻きつけながら伸ばす。
 (3)1巻き分出た状態で、奥から手前へずずっと引っ張る。
 (4)(2)〜(3)を3セット
 (5)麺棒に巻きつけた状態で90度回転させる。
 (6)生地を広げて麺棒を抜く。横長の平行四辺形に近い楕円になっているはず。
 (7)(1)〜(4)を行う。
 ※対角線が麺棒の長さほど(40cm)の四角形になる。厚さが均一であるかを確認。


5.折りたたむ
 (1)打ち粉を十分にして、1/2にする。麺棒を使うこと。
 (2)さらに打ち粉をして、1/2にする。1/4に折り畳んだことになる。


6.切る
 こま板を当てて、蕎麦切り包丁をまっすぐ落とし、1mmほどこま板が動くように倒す。
 こま板はその分ズレるので、あとはリズムに乗ってただただ切るだけ。



やはり均一に伸ばすのは難しい。
4の麺棒に巻き付けて伸ばす工程がおもしろいので、調子に乗って5回くらいやったところ、横にしたら麺棒からはみ出してしまうほど伸びてた。伸びている感じは全然しなかったので、びっくり。
先生になんとかきれいな形にしてもらい、無事ことなきを得た。


切る作業は、1mmの幅を作る包丁倒しの角度が掴めて、リズムで覚えてしまえばとても簡単。きれいに1mm幅のそばが出来た。
途中、ペアを組んでいたどんくさい女子と交代。
彼女は2mm以上の幅で切っている。茹でたら2倍の太さになるんだぞ・・・。


茹では、蕎麦を入れて再沸騰してから1分で上がり。
うまい蕎麦が出来ました。
写真の右側の辺りが、どんくさい女子が切った蕎麦。3mmくらいか?


天ぷらはベテランのおばさまの差し入れです。ありがとう!