明け過ぎてますが、正月のこと

●お屠蘇


一応、酒は飲まないことにしてますが、
年越しとほぼ同時に屠蘇を作るため作業開始。
夏に越後湯沢で買ってきた「月の上善如水」を開け、相方が漢方薬の店でもらってきた屠蘇散を仕込み、お屠蘇を作る。


屠蘇散に含まれる成分は、
山椒(サンショウ)の果皮、蜜柑(ミカン)の皮、桔梗(キキョウ)の根、浜防風(ボウフウ)の根、桂皮(ケイヒ)の樹皮、白朮(オケラ)の茎葉
と、まさに中国のハーブカクテル。


これを大晦日の夜から日本酒の中に漬けておき、元旦の朝に飲みます。
邪気を屠り、魂を蘇らせるということで、年の初めにこれを飲むと、年中の災厄を避け、福寿を招くと言われております。


本来は、鳥兜(トリカブト)の根(鳥頭:うず)も入れるようですが、刺激が強すぎるので、現在は入れないようです。


そのためかどうか知りませんが、お屠蘇は年少者より順番に回して飲む習慣になっているようです。元旦に実家に持って行って家族で飲みましたが、父が一番初めに口を付けた。


なお、開けた月の上善如水の残りは、神棚に供えるためだけに使います。
おれは飲まない。たぶん飲まないと思う。飲まないんじゃないかな。まぁちょっと覚悟はしておけ。



●初詣


自宅(引越して初めて新年を迎えます)のすぐそばにある神社に行ってみた。
まずは小さな神社に行ったが、誰もいない。普段は開いていない神殿がオープンになっていて、神々しい。


そして、同じく家から数十メートルの大きいというほどでもないが、町の公民館が敷地内にあるような規模の神社へ行く。


神社からお囃子が聴こえ、こちらはかなり楽しそう。

公民館的な部屋を使って、獅子神楽。笛と太鼓で獅子舞が踊るNEW YEAR DANCE。獅子舞は部屋の外まで踊り出て、参拝に並ぶ人の頭をハグハグと咬む。
おらも今年は本厄で是非とも「一咬みお願いしたい!」と思ったのだが、結局タイミングが悪く、咬みついてもらえなかった。


参拝の待ち行列は30分ほどだったか、ようやく神殿の前へ。


神々しい品々が並んでいるかと思いきや、人が何人もこちらを向いて座っている。
頭を下げると、神官が大麻を振ってくれるようだ。
だが、二拝二拍手一拝の習慣と2人が一度にするため、大麻を振っているときに顔を上げてしまったりして、こちらもあわててまた頭を下げて、三拝四拝くらいしてしまい。
神官に「あっ」とか言われたりして、かみ合わなかった。


参拝が終わり、横を向くとそのままお神酒の振舞いを受ける。
一応、酒は飲まないことにしてますが、頂く。
さらに神社を出るところでは、更に甘酒が振舞われた。


今年は大きな神社には、まだ行ってません。東京大神宮くらいは1月のうちに行こうと思います。



●親戚の集い


1/2より相方の実家小田原へ。1/3に集まった親戚は総勢30名でスゴイことになってました。
私の親戚は減っていくのみなのですが、相方の親戚は毎年増え続けている。


昼から夜までずっと食べていました。一応、酒は飲まないことにしてますが、頑なに断り続けるのも親戚に対して何なので、数杯飲んだ。