復活!PLASTICS@リキッドルーム
山積みの仕事を投げ出して、行ってきましたPLASTICS。
81年解散、後88年に2日だけ復活とのことなので、ライブは約20年ぶり。来ている客層は、2,30代でしょうか。せいぜい当時は小中学生くらいの人がほとんど。リアルタイムなファンはあまりいなかったように思う。テクノカットは2名発見。
さて、PLASTICS。今回はオリジナルメンバーの立花ハジメ(V/G)、中西俊夫(G)、佐久間正英(B/G)に、サポートとして3人とそれぞれユニット等で絡んだことのある屋敷豪太(D)が参加。ひそかに期待していた佐藤チカは不参加。
オリジナルはリズムボックス808にピコピコ電子音だったんだけど、ライブでは生音重視です。電子音少なめの「COPY」で幕開け。
立花ハジメのボーカルと佐久間正英のベース、それに数曲で見せてくれた中西&佐久間のツインギターがかっこよかった。
佐久間正英氏のプレイはおそらく初めて見るが、もっともっとフロントに出てきて欲しい人です。プロデューサーとして80年代から現代に至るまで、BOOWY、THE BLUE HEARTS、筋肉少女帯、JUDY AND MARY、GLAY、175R、くるりと常にすばらしいBANDを作り続けてきた彼の魅力を堪能できた。白髪まじりもかっこいい。
「新曲やるよ」と2曲ほど新作を披露。でも、シングル出すのはちょっとなって感じ。
あっという間に1時間が過ぎた。あの頃のツバキハウスってこんなんだったんだろうなぁなどと感慨に耽る。
そして、アンコール。
次々と伝説のバンドとの競演を果たしているコーネリアス小山田圭吾をゲストに迎え、T-REXの「20th Century Boy」をほぼ原曲に忠実にカバー。小山田はニャー!と感性で弾くギター。
続いて「TOP SECRET MAN」で終了。
順序は逆になりますが、対バンはTHE CORNELIUS GROUPです。「Sensuous」が出てからは初めてライブに行きますが、すでにCSなどで放送されているので、予想できた内容。
音と絵の同期の美しさはすばらしいです。それだけに、ステージの都合上でビジュアルが半分くらいは見切れていたのが、残念。はやり天井の高いところか野外で楽しむべき。
オープニングアクトは、d.v.d.というDrums×Visuial×Drumsのユニット。
ドラムをトリガーにビジュアルを操作して、ゲームをしたり、音楽したり。長くなければ楽しい。
ゲームに力を入れすぎると音楽として美しくなくなってしまうので、ちょうどよい具合にするのが大変そう。当日の演奏の前に、Visualのプログラミングに多大な日数を要することでしょう。