ASIA
ASIA、プログレバンドです。
英語表記だと何か違うと思っちゃう・・・カタカナで「エイジア」、もしくは漢字で「詠時感」ですね。
さて、13日の渋公(CC檸檬)に行ってきました。
オリジナルメンバーでの新アルバム「Phoenix」が出ての来日です。そして今回は2部構成で、第2部では、25年前の1stアルバムをまるごと再現するという内容。
当日券も出なかったとのお話しです。
客層は部長・課長クラス。ステージ上は役員クラスです。
スティーブ・ハウは61歳だそうだが、見た目はすっかりおじいさんですな。
19時過ぎスタート。
つかみで2曲やった後は、各メンバーの在籍したバンドのヒット曲をカバー。
「クリムゾン・キングの宮殿」 キング・クリムゾン
深紅の照明が美しかったです。
「ラジオスターの悲劇」 バグルス
ジェフ・ダウンズがバグルス時代の衣装(銀のロングジャケ)に着替え登場!
ジョン・ウェットンの拡声器ボーカル。
「ROUND ABOUT」 イエス
大好きな曲なので、これには大感動。ハウじいさんのギタープレイがすばらしかった。
「庶民のファンファーレ」 エマーソン・レイク&パーマー
インスト。エマーソンのKEYプレイをジェフ・ダウンズがカバー。
と部長も課長もちびりそうな内容。
続いて、ハウじいさんが一人でアコギソロインスト。スチール弦でクラシックギターのようなフレーズ。
うまい、うますぎる。オペラグラスで指の動きに釘付です。
ジョン・ウェットンもアコギ弾き語りでソロ。
2nd「Alpha」からThe Heat Goes On。好きな曲です。もうひとつの好きな曲「Don't Cry」はやってくれませんでしたが、これもよかったです。カール・パーマーの長いドラムソロあり。
そして、おまちかね1stアルバム「詠時感〜時へのロマン」完全再現が「Heat of the Moment」でスタート。
思えば、1stアルバムは中3か高校になりたての頃に、カセットテープに録音したものを聴いてて、大学生になって、その後20年くらいまったく聴いてなかったのです。なので、懐かしいのなんのって。
さらに当時は気付かなかった「こんなことやってたんだ!」という発見が多々ありました。
特にハウじいさん。あのフレージングは普通じゃないし、簡単には演奏できないです。
9曲の演奏が終わり、完全燃焼。
アンコールに「Open Your Eyes」で終了。