2009年ライブまとめ(後篇)

2009年に行ったライブ(後篇)

◎8/22 すいかの夏の夜@MURIWUI
春に行った「いちごの春の夜」と同じ3組による続編。

屋上のプレハブ小屋のカフェで冷房はないのだが、アコースティックな音楽と夜の風に当たり、涼しげ。

ライブのさなか、近く多摩川での花火大会の音も混じり、夏気分満載。(テラス席に出れば花火も見えたらしい)
vice versa+ワタナベエス(「月影スゥイング」にウッドベース入りでスィング感倍増)
・三木千夏 (元one tone、詞がよい)
・casa(ヨシくんの低音ビリビリのガット弦がかっこいい)

そして、全員参加でたっぷり4曲アンコール。女性3声のハモリがすばらしかったです。
「Across the univers」のおもちゃグロッケンの音色が美しいです。


◎9/27 Quiet Village × メイトリアーク@月見ル君想フ
QV。実は久々。
すべての演奏が完璧ですね。オリジナル曲の質も非常に高い。

カバーは坂本龍一(「音楽図鑑」から!)やビートニクスや高橋幸宏
10年前に観た「YMOデリックナイト」が懐かしいです。

対バンのメイトリアークもまた完成度が高い音作り。このままCDデビューしても違和感なしです。
最後はそこのボーカル純子さんとQVメインのバンド編成で矢野顕子の名曲「ひとつだけ」
すばらしいライブでした。


◎11/28 [Strange Relationship in Tokyo]
大阪のFUNKなバンド"The Pleasures"が主催のライブイベント東京編。
前回東京に来たときに観てかっこよかったので無理してでも行く。

■Blue Moonstruck
 歪みギター、5弦ベース女、地味めな姿のドラムに、ボーカルがキーボードという編成のサイケというか"大人のロック"のバンド。VIVA 60's。
 60年代のビートルズやらGSのメドレーが楽しかったです。
ダイナマイツの「トンネル天国」(BlusyでFunkyな名曲、でもサビはアイドルチック)なんて最高ですね。

■Quiet Village
 9月に続いて再びQV。若干通常メンバーと変えて登場。文句なしの演奏力。
 Per.佐藤ナオ、Key.原口マトコが欠席で、Keyに織原洋子(BIANCA)がサポートで参加。
 「黒いオルフェ」ティンパン・アレイバージョンでの織原さんのピアノは、きらびやかなJAZZ系のフレーズですばらしかったです。
 がっちゃんがドラムを叩きながらのボーカルでユキヒロさんの「La Rosa」、加藤和彦の作曲で展開が難しい曲なのだと。
いいドラムを叩きます。すばらしい。

■The Pleasures
大阪FUNKバンドであるからして、おもしろいのは当たり前。演奏もすばらしい。
アフロなKeyのトーキングジェネレータにテンションが上がる。
ボーカルは「カバヤ」のタオルを首にかけて熱唱。ライブが終わると普通のおやっさん
ドラムとベースの服装が地味でしたが、演奏はとってもFunky。
相方がいたくお気に入りでCDを購入。


◎12/10 木住野佳子@COTTON CLUB
バースデイ無料ご招待。

ステージ(パーカス)真横に座る。パーカスの向こうに木住野さんがこちら向きでグランドピアノに座り、そのまた向こうには弦楽四重奏のお姉さま方4人がいたのだが、視界に入らず残念。
音的にもパーカスの生音により弦の音を聴き取るのが難しかった。
とはいえ、優雅で気品ある演奏会を楽しむことができました。

木住野さんのピアノはボサノバ系のアルバムを聴いたことはありましたが、今回はクリスマスライブということで、クリスマスソングなどを中心に、とにかく上品なJAZZ。メンデルスゾーンや賛美歌をJAZZYに演奏。ステキ・・・。

◎12/26 JARIO,Sofa,クラゲボトル@mona records

2009年最後のライブは、ふたたびお知り合い系インディーズ。
JARIOさんとSofaさんが目的。

■JARIO
 前バンドが終わり始まるセットチェンジ。まだステージに乗るのか?と思うくらいの多人数フルメンバーの7名編成。
北海道からSax/Fluteの応さんも出席、Saxの音色が相変わらず心地よい。パーカス淳一はコンガ搭載、小物の多数持参し華やかさをプラス。
ただこれだけ大編成になってしまうと、よっけのガット弦が聞き取りにくいのが残念。
以前のステージに比べマユコさんのMCが多くなってきた。これだけステージにぎっしりなのに他のメンバーとは違う次元にいる存在でフシギ感覚。

今回も打ち上げに参加せず、ごめんなさい。


■Sofa
女性Voひとりユニット。サポートは、Flute/Saxに応さんfrom北海道、ダブルベエス磯和太郎、Drum宮岡千俊、Piano山崎陽子(Laranja)で、かなり強力。
まずドラムの音が良い。太くて気持良く響く。
そしてピアノがすばらしかった。彼女とVoの共作のクラブジャズ風の次々と展開して行く曲はかっこよかった。